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  あるみにうむ(アルミニウム)ホイール 代表的な「軽合金(けいごうきん)ホイール」だ。
今の車のほとんどは、このアルミホイールがついているよ。アルミホイールのいいところは、鉄などにくらべてまず軽いということ。みんな重いくつより、軽いくつのほうが歩いたり走ったりしやすいよね。それと同じで、車の足も軽くなるってこと。だから、車の運動のうりょくも高まるんだ。
それから、精度が高く作られるので、バランスもよくなったり、色々なデザインが作りやすいのも、アルミホイールのいいところだ。





  おふせっと(オフセット)
リムのはばのまんなかから、ホイールのまんなかのねじ(ハブ)を取り付けるところまでのきょりを、オフセットというんだ。

オフセットの値は、とても重要だ。自分の乗っている車に合わないオフセットのホイールをつけてしまうと、乗りごこちや運転も変わってきてしまうんだ。
それだけでなく、ここはブレーキなどにもえいきょうしてくる部分だから、間違ったオフセットのホイールをつけると、車がこわれてしまうこともあるんだ。

  えふわん(F1) 正式には「Formula One(フォーミュラ・ワン)」というんだ。ひとり乗りの最高級レーシングカーのことだけど、このレースのことをみんな「F1」って言ってるよ。世界各地のサーキットでかいさいされるレースで、日本グランプリは三重県の鈴鹿サーキットで行われているよ。
たんえいしゃでも、このレースで走る車のホイールを作っているんだ。せつびとぎじゅつがトップレベルじゃないと作れないものなんだよ。

また、F1と同じくらい有名な自動車のレースでは「WRC」というのがあるよ。これはF1とはまた違った「ラリー」という形式のレースなんだ。F1はサーキットを走るけど(一部GPをのぞく)、ラリーは街や山、森、砂漠などを走るんだよ。道のじょうたいも、どろんこ道だったり石だらけだったり、とてもかこくだ。

君はF1レーサーとラリーストだったら、どっちになりたいかな?



  いんごっと(インゴット) 溶かした素材を型に流しこんで固めた、かたまりのことだよ。おもに1ピースホイールを作るときに使われる素材だ。。


  いんち(インチ) ホイールやタイヤの単位は、すべて「インチ」表示だ。
1インチはおよそ2.54センチで、おもにアメリカやヨーロッパで使われている単位だよ。
身近なものだと、自転車のタイヤも「インチ」を使うよね。丸いものの直径の表示として使われることが多いよ。


  けずりだし(削り出し) ドリルなどの刃ものを作って、アルミをけずったりしてかたちを作ること。
  かた(型) お客さんがきぼうしているかたちを作るための、かたい鉄などでできているかたまりのこと。
  すりーぴーす(スリーピース) 3ピースホイールのことだよ。
リムのところが内がわ(インナー)と外がわ(アウター)と別々になっていて、さらにディスクと、3つの部分からなるホイールのことだ。すべて別々に作るから、違う素材や製法を使うことができたり、いろいろなデザインが作れたりするし、ホイールを軽くしやすかったりする。そして、別々に組み立てられるから、同じデザインでもオフセットやリムの部分を変えることで、いろんな種類の車に合わせることができるんだ。



  すぽーく(スポーク)
「馬車」を見たことあるかな?絵本やテレビでなら、見たことあるよね?
あの馬車のしゃりんを思い出してみて。あれがスポークの元祖なんだよ。スポークの数はいろいろで、十字型から12本くらいまでが「スポークタイプ」と言われているんだ。
  たんぞう(鍛造) さっきアニメーションを見た君はもう知っているよね?
素材にものすごい力をくわえて作る製法だ。そうすると、素材のなかのよぶんなものがなくなり、とてもがんじょうなホイールになるんだ。 だから、F1のレースやスポーツカーなど速い車についているホイールは、だいたいこの製法でつくられているんだよ。



  ちゅうぞう(鋳造) 型に、溶かした素材を流しこんで作る製法だ。日本ではまだこの製法が主流で、たんえいしゃでも作っているよ。



  つーぴーす(ツーピース) 2ピースホイールのことだよ。
リムのところと、ディスクのところが別々になっているホイールのことだ。これをようせつしたり、ボルトで固定したりして、ひとつのホイールになっているんだ。ただ、ふたつのものをくっつけるわけだから、その部分の強さの確保が、とても重要なポイントなんだ。




  でぃすく(ディスク)
右の写真を見てね。このホイールの面の部分を「ディスク」というんだ。ここは一番目立つところだから、デザインも色々あるよ。ディスクのまんなかのねじの穴があつまってるところは「センターボア」とよばれている。ホイールは常に回っているものだから、ここの部分はとても精度が重要なんだ。
  ばねした(バネ下) 「バネ」というのは、サスペンションのことだ。サスペンションというのは、君たちの体でいうところの「ひざ」の役わりをする部品なんだ。高いところから飛びおりることを想像してみて。地面におりた時に、みんなひざをまげてるよね。地面からのしょうげきを、ひざがきゅうしゅうしてくれてるからなんだ。まさに車でこの「ひざ」の役わりをしているのがサスペンションだ。だから、バネ下というのは、それよりも下、という意味だ。タイヤやホイールがついている場所だね。

バネ下が1kg軽くなると、バネ上は15kg軽くなると言われているよ。だから、車の好きな人たちは、「バネ下」を軽くすることにいっしょうけんめいなんだ。より速く安定して走るためにね。

  びれっと(ビレット)
アルミの素材のことだよ。アルミの地金がおもな原料となっている。
  ふらんじ(フランジ)
「耳」と呼ばれるところで、ここでタイヤを固定しているんだ。形にもいろいろあって、目立たないところだけど、車の乗りごこちにとてもえいきょうする部分なんだよ。
  8000とんぷれすき(8000tプレス機) たんえいしゃが世界にほこるきかいのひとつだ。
ものすごい重さを素材にかけることにより、軽くてじょうぶなホイールが作れるんだ。詳しくはアニメーションを見てね!



  まぐねしうむ(マグネシウム)ホイール アルミより、さらに軽くて丈夫な素材「マグネシウム」で作られたホイールのことだ。
とにかく軽くて強いため、主にレーシングカーに使われるよ。いっぱんの車でも、バネ下を軽くしたい人や、車をもっと軽くして速く走りたい人は、マグネシウムホイールをつけていることも多いんだ。この「マグネシウム」という素材を「鍛造(たんぞう)」製法で作ったホイールこそ、まさにホイールの王様だ。




  まっちんぐ(マッチング) この世界にいったい何種類くらいの車があるか、君は想像できるかな?
自分の車が何であるかによって、もちろんホイールも違ってくるわけだけど、いくら自分がほしいホイールがあっても、車にあわなくちゃなんにもならないよね。
だから、ホイールと車が合うかどうか調べることを「マッチング」って呼んでるんだ。車が好きな人だったら、ホイールのサイズ表を見ればだいたいわかるんだけど、実際にそうちゃくしてみることもあるよ。



  やきいれ(焼き入れ) 昔、かじ屋さんが刀をつくるとき、熱くなっている鉄を水に浸けていた。つまり、合金をかねつして、水などの溶液にいれるこうていのことだ。
  りむ(リム)
タイヤがくっつくところだよ。ここは車の種類によって形がかわってくるんだ。普通の車や小さいトラックには「5°深底リム」というのが使われているんだ。この場合、リムのまんなかが、少しくぼんでいるんだ。それは、乗りごこちをよくするためと、タイヤのとりはずしを楽にできるようにするための工夫なんだよ。



  わんぴーす(ワンピース) 1ピースホイールのことだよ。その名のとおり、つぎはぎなしで作られているホイールのことだ。一体で作られるから品質にもバラつきがなく、とても丈夫なんだ。また、部品が欠けたり、ゆるむ恐れがないのも、1ピースホイールのいいところなんだ。
たんえいしゃでは1ピースも「鍛造(たんぞう)」で作っているんだ。それによって、さらに軽く丈夫な1ピースホイールが生産可能になったんだよ。